「シンスプリント」
陸上部ならずしても 体育会で活躍される人にはよく耳にする症状ではないでしょうか?
おもに脛骨(下腿内側)の下方1/3に痛みが発生する、
ひどい人になれば 歩行や触るだけでも痛いというのが特徴です。
実は、有痛性外脛骨や半月板損傷、オスグッド・シュラッター病とならび来院される方が多いのです。
さて今回は、4月19日に整形外科で右足のシンスプリント、並びに脛骨疲労骨折の疑いありと診断された剣道部の女子中学生のお話です。
色々と治療院に行ったが治らなかった為『もう治らない!!』と諦めかけていたところ、母親の薦めで千葉県よりアクアラインをすっ飛ばしやってきた。
体をよくみると、右足のシンスプリントの痛みの他にも全身パンパンで左の大腿部はゆで卵が2つもあるように筋肉がもりあがり固まっている。
そして、左足の足底にも痛みがあり腰を後ろに反るのも痛いとのこと。
話を聞くと、剣道の全国大会で上位の成績を残すほどの学校で、練習はほとんど1年間休みなしだそうだ。
まずは 立位で骨盤の歪み 仙骨のズレを修正し、腰の後屈時での痛みを修正。
次に伏臥位や仰臥位で、足全体の疲労をとりながら、左大腿部のゆで卵2つと足底の痛みを消失させる。
そして最後に右足の筋肉や関節の疲労をとりさり、シンスプリントの痛みの消失を確認してもらう。
施術後、立ってもらい 剣道のふみ込みで床をどんどんしてもらった。
痛くないとのことなので、家でのケアの仕方を教えてお帰りいただいた。
シンスプリントというよりは全身が疲れ果てている状態であった。
こんなになる前にもっと早く来ていただきたい!
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